人によって個人差はあると思いますが、私は資格を得る際に通学コースを選ぶことをあまり望みません。
その理由のひとつは、規定のカリキュラムで構成された学校の授業では授業の進行スピードの遅さに途中で飽きてしまうからです。
本来高校や大学での授業と違い、資格を取得する際にはしっかりと自らの意思を持ってその資格を得ようとします。
その為、高い授業料を払って学ぶことに異論はないのですが、少なくとも社会人として働きながら資格を目指す場合は極力無駄な時間は省きたいものです。
かと言って、他の生徒が簡単に理解できる内容でも時にはまったく理解できないこともあります。
しかし、大勢の生徒が学ぶ教室ではあまり深く追求して本質を理解する為に質問を繰り返すことは難しいものです。
最近はネットを中心とした通信講座がありますが、こちらの方はメールで質問をすることにより他の生徒の授業を妨げることもなく自分が理解できるまで質問をメールで繰り返すことが可能です。
その為、へんくつだと思われてしまうこともありますが、資格をとる場合に納得いかない状態で次に進むことはとても危険です。
仮に試験に合格しても、学校の受験勉強と違い資格は責任を伴うことが前提で、資格を得て仕事をする限り知らなかったでは済まされません。
そう言う意味でも、自動的に進行していく授業という形では真の知識を身に付けることは難しいように思います。